税理士 向山裕純の税のなんだパンダ

創業45年を迎えました。難しいと思われがちな税金についてわかりやすい解説をしていきます。税金以外にも時事問題など取り上げていきます。

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「資本制借入金の積極的活用について」

 最近,「資本性借入金」という余り聞き慣れない言葉が事業再生現場で出ています。
再生現場では、従来より借入金を劣後ローン化するDDS(デットデットスワップ)がありました。
「資本性借入金」はこのDDSに近いものと言えます。
金融庁では、東日本大地震や急激な円高の進行等で資本不足に直面しているが、将来性があり、経営改善の見通しのある企業を対象として積極的な活用を推進しています。
但し、対象になるからといって全ての企業が活用できるものでは無く、明確な将来の収益見込みがなければだめであり、定期的に財務内容の開示が必要になります。
 現在、金融機関も財務内容が悪化しているところも多く、金融機関の自己資本を向上させる一環にもなっています。

ここでは、金融庁のHPより概要を以下に掲載いたします。

資本性借入金

DESの法的構成の確認
DESとは「債務」と「資本」を交換する取引を言う。
具体的には債務として計上されている借入金等を資本金に振り替える取引である。
会社法上は次のようになる。
1.債権者から自己宛債権の現物出資を受ける。
2.現物出資により受け入れた自己宛債権とその債権に対応する債務が混同
により消滅する。
以上の結果、資本金の増加部分が残ることとなる。
尚、増加資本金額に対し7/1000の税率の登録免許税が課せられます。

「資本性借入金」の活用事例はまだ少ないようです。金融庁が音頭をとって勧めている以上今後増えてくるでしょう。今後事例が増えてきたら、ブログで紹介致します。



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