税理士 向山裕純の税のなんだパンダ

創業45年を迎えました。難しいと思われがちな税金についてわかりやすい解説をしていきます。税金以外にも時事問題など取り上げていきます。

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景気回復が持続60%

   景気回復はなるのか? 消費税引き上げの影響はいかに! 

今回は、読売新聞社の主要企業の経営トップ30人を対象に新春の景気アンケートを実施した記事を紹介します。(2014.1.3)
 上記のアンケート調査の結果、景気の現状について、29人が「回復している」と応えている。その結果、今後、半年程度の景気の先行きに関しても6割強の19人が‘穏やかに回復する’と予想し、景気回復が持続するとの見方が多かった。一方、‘足踏み(踊り場)状態になる’が8人、‘急速に悪化する’は2人、‘穏やかに悪化する’は1人だった。 4月の消費税率の引き上げが自社の業績に与える影響については、‘ほとんどない’が12人、‘ある程度の影響がある’が7人、‘大きな悪影響がある’が3人だった。
‘安倍政権や日本銀行が優先的に取り組むべき政策’(複数回答)として、‘成長戦略の速やかな実行’が19人。‘法人税の実行税率引き下げ’が15人、‘規制・制度改革’が14人で、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の「第3の矢」とされる成長戦略への期待が高かった結果となった。
 2014年の物価変動の影響を除いた実質経済成長率については、「0.5~1.0%未満」と予想した経営者が12人で最も多かった。「1.0~1.5%未満」が9人、「1.5~2.0%未満」が8人で続き、景気は穏やかな成長を続けるとの見方が大勢を占めている。
 安倍政権が最優先課題に掲げる‘デフレ脱却’の時期は、‘14年後半’が12人で最も多く、‘14年前半’が2人となり、年内に実現するとの見方が計14人と半数近くを占めている。アンケートは昨年12月に実施し、インタビューや書面で回答を得たものである。
 次に以上のことをポイントで詳細に記述している。

➀為替 円安の好影響 17人 現在の為替水準に関する問いに対し、‘ある程度の好影響がある’が16人、‘大きな好影響がある’が1人だった。円安水準が輸出企業などを中心に業績の改善につながっていることがうかがえるとしている。‘影響はほとんどない’は、8人、‘ある程度の悪影響がある’は1人だった。
 日本銀行の‘量的・質的金融緩和’による影響についても‘円安が進んだ’ことを挙げたのが28人で最も多く、日銀総裁の舵取りを好意的に受け止める経営者が多いようだ。自社にとっての望ましい円相場は、‘100~104円台’が8人、‘105~109円台’が3人、‘95~99円台’が2人で、多くの企業が100円前後の水準が続くことを望んでいるのである。

➁賃上げ 本格検討はこれから
 今年の春闘での賃上げについては、‘ベースアップ’を行うは1人、‘ベースアップは行わず、一時金での還元は2人だった。いずれも検討中を含む。’未定‘が14人で最も多かった。’‘ベースアップを行わず、一時金での還元も見送り’はゼロだった。‘その他’を選んだ中には‘ベースアップは前向きに検討中’(製造業)、‘定期昇給は実施、一時金は業績を勘案して検討’(鹿島)など、賃上げに前向きな意見もあったという。ただ、本格的な検討はこれからという企業が多く、賃上げの動きが広がるかどうか注目されるところである。
 2014年度の設備投資計画について、‘増やす’と答えたのは5人にとどまり、‘変わらない’も5人、‘減らす’は3人だったという。‘未定’は9人で、今後の需要動向を慎重に見極めようとしている姿勢がうかがえるのである。
 以上が掲載されていたものであるが、主要企業30社のアンケートでは、本当の実態がわかりかねると思う。
 中小・零細企業が経済を支えていることを考えれば、もっと厳しいアンケート結果になったと思う。実際、日本という国は、何か起きてから慌てて修正するという慣習をもっていることからみれば、消費税の引き上げがどのような影響を与えるかは実施してみないとわからない。机上の計算ではわからないのである。すでに、物価の上昇で苦しんでいる企業も多い。タクシー料金も初乗り730円になるそうだが、果たしてどうなるのか?
 今後の経済情勢を本当に注目し、早めの資金対策が必要になるのではないかという懸念だけが残る。

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| 財政・税務 | 10:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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