税理士 向山裕純の税のなんだパンダ

創業45年を迎えました。難しいと思われがちな税金についてわかりやすい解説をしていきます。税金以外にも時事問題など取り上げていきます。

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日本版ISAが始まります②

英国と日本のISAを比較しました

前回は、来年(2014年)1月から日本版ISA(少額投資非課税制度)がスタートすることとその内容について見ていきました。では、NISAの基となった英国のISA(アイサ)の内容とは? NASAとの相違点は何か? について見ていきたいと思います。

1.英国版IASの概要
 ISAとは、Individual Savings Account(個人貯蓄口座)の略で1999(平成11)年4月に導入された制度です。現在は、株式型ISA(導入時は株式型と保険型に分かれていた)、貯金型ISAの2種類となっています。 目的としては低貯蓄率の解消のために10年間の時限制度としてスタートしました。7年後の検証の際には貯蓄や投資が低所得者層や若年層にも普及していることを踏まえ2008(平成20)に恒久化されました。
 制定後10年以上経過し、改定を繰り返された英国ISAとこれからスタートする日本版ISAを比較してみました。
nisa2-1.png

(2)相違点等
①非課税投資枠
 英国ISAでは、非課税投資枠は毎年一定ではなく消費者物価指数に連動して定められています。また、この金額が12の倍数になっており、積立投資をする場合の毎月の積立額の目安にという配慮がされているようです。
②非課税枠の再利用
 日本版ISAでは非課税枠の再利用は認められていませんが、英国ISAでは投資対象の金融商品をスイッチングにより変更することができますので、銘柄を変更する投資方法を選択することが可能です。

2.ジュニアISA
2011年11月に導入された子供のための資産形成制度で、子供の将来へ向けた資産形成を奨励する個人貯蓄口座です。対象は英国在住の18歳未満の子供となっています。特徴としては、子供が18歳に達するまでは引出すことができないことです。

nisa2-2.png

以上のように、日本版ISAは英国ISAを基に制定されたというのですが、英国ISAと日本版ISAでは大分違いがあるようです。次回は、これから始まる日本版ISAの問題点について考えてみたいと思います。
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